「出精値引き」って何?黒字化のために出精値引きへどう対処するか?
こんばんは
集客と黒字化が得意な行政書士「集客書士」の小野です。
「出精値引き」って知ってますか?
建設業や運送業の方ならなんとなく使っているかもしれません。
きこの出精値引きが中小企業の黒字化の足かせになっているかもしれません。
今日は、出精値引きへのどう対処するのか?ということを書きたいと思います。
出精値引きとは?
出精値引きは、しゅっせいねびきと読みます。まずは、出精値引きの意味から、
一生懸命努力して何とか値引きした様子。必ずしも合理的コスト削減ではないが、顧客のために値引きしました、といった意味合いを含む。「これ以上はまかりません」といったメッセージが込められている場合もある。
大辞林からの引用
建設業や運送業などの現場業に関して無理な値下げ交渉が横行しています。今日は、値引き交渉にどうやって対抗するか、具体的な方法についてまとめたいと思います。
出精値引きは、取引先との関係維持のために、その誠意を魅せるために使われる言葉という意味合いが強いです。
そんな場合に使われるのでしょうか?
出精値引きを使う場合
出精値引きは、以下の意味で使用されます。
- 具体的な根拠は示さない値引き
- 慣行的、儀礼的に行なう値引き
- あなたのために精一杯した値引き
建前は設計や製造コストを見直して合理的な値引きをするという意味合いを持ちますが、実際は、取引先のためする非合理的な値引きを言う。
「値引きをするのでこれからも宜しくお願いします!」
というようなニュアンスがある値引きですね。
建設業や運送業にはこのような慣行がまかり通っています。このような非合理的な取引が中小企業の経営を圧迫しているのは間違いありません。
黒字化のためには出精値引きをどうにかしないといけません。出精値引きにどう対抗したら言いのでしょうか?
まず、その前に普通の値引きとどう違うのか?見てみましょう。
出精値引きと普通の値引きはどう違うのか?
出精値引きと通常の値引き
設計やコストをもう一度見直して、採算がとれるギリギリまで値引きをすることをいいます。取引先への精一杯の誠意を示して「もうこれ以上は値引きできません」というニュアンスがあります。
建設業や運送業などの現場業で慣行的に行なわれている値引き方法です。
通常の値引きは、
- 機嫌取り
- パフォーマンス
- 勢い
- 客寄せ
- 行事
のような意味で行なわれます。
設計を見直すなどの具体的な根拠を持って行なうというより、衝動的・感覚的に値段を下げる傾向にあります。
閉店間際のタイムセールもその一つですね。
無理な出精値下げへの対応方法
取引先や大手のお客様は、その優位的な立場を利用して、無理な出精値引きを迫ってきます。いわゆる「ネゴシエーション(値下げ交渉)」ですね。
値下げ交渉に対する対応の仕方をまとめました。
中小企業の黒字化は、意味のない無理な値下げ交渉にいかに上手く対応するのか?ということをお伝えします。
値引きと引き換えにお客様の声を頂く!
法人取引では難しいかもしれませんが、個人のお客様から値引き交渉があった場合、値引きをする代わりにお客様の声を頂くと言う対応法があります。
ただで値引を行うのではなく、お客様の声を頂き、売上アップや黒字化に役立てましょう。
転んでもただでは起きない!これが商売の鉄則です。
最後にまとめ
いかがですか?
今日は黒字化ノウハウということで、
無理な値下げ交渉に対する正しい値引きの仕方をお伝えしました。
今の時代、筋違いな値引きに真面目に応える必要はありません。
出精値引きや正しい値引き交渉をマスターして黒字化の努力をしましょう。
それでは
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