生産性を格段にUPさせる心理的安全性とは?

こんばんは
繁盛起業コーチの小野です。
今日は、「心理的安全性」の話です。
心理的安全性が高いとチームの生産性が上がり、結果として繁盛する!ということがグーグルの調査分析により分かりました。
その調査分析が「プロジェクト・アリストテレス」ですね。
このプロジェクトにより、グーグルがチームの生産性を上げるために最も大事だと言い切ったのが、「心理的安全性」です。
この記事では、その心理的安全性についてわかりやすくお伝えします。
参考になればうれしいです!
それでははじめましょう!
グーグルが証明した職場環境改善の考え方「心理的安全性」とは?
グーグルをはじめ、GEやメルカリなど世界中で躍進する会社は、スタッフの生産性がすごく高いです。
1人1人の生産性はもちろん、チームとしての生産性が半端ないです。これは職場環境がいいからなんですが、職場環境がどういいのか、知ってますか?
グーグルは大企業だから、
- 給料いいからそりゃ頑張るでしょ
- 頭のいい人は仕事が早い
- 福利厚生がしっかりしてる
- 有休もちゃんととれるんじゃないの
- 会社で遊べるって聞いたことある
というような声が聞こえてきます。
確かにグーグルでは、生産性を上げる先進的な取り組みがたくさんあります。
これから話す心理的安全性もその一つですが、これは「プロジェクト・アリストテレス」というグーグルの調査分析事業の結果、証明されたエビデンス(科学的根拠)のある職場環境改善の考え方なんですね。
このプロジェクトのことは、グーグルの元社員で人材育成戦略作りを担当していたピョートル・フェリクス・グジバシ氏の「世界最高のチーム」という本に書かれているので、ぜひ読んでね。
この本で、チームの生産性を高めるのに大切だというのが、
- 高い心理的安全性
- チームに対する信頼性
- チームの構造が明瞭
- 仕事に意味を見出している
- 社会的に影響をもたらすこと
「世界最高のチーム」著:ピョートル・フェリクス・グジバシから引用
の5つでした。
これ全部できれば確実に生産性はあがりますよ!この中でも「心理的安全性」が最も大事だと著者は言ってます。
これから、
- 心理的安全性とは何か?
- 心理的安全性がないとどうなるのか?
などについてお話しします。
これを知れば、チームの生産背が劇的に上がります。なので、ぜひ読んで下さいね。
そもそも心理的安全性とは?
それでは「心理的安全性」についてお話します。
心理的安全性とは、
こんな発言をしたらリーダーからにらまれる、他のメンバーにバカにされるといった不安を持たず、本来の自分を安心してさらけ出し、それが受け入れられる場の雰囲気をいいます。同プロジェクトでは、そうした環境が担保されているチームほど高い生産性を発揮している、と結論づけました。
という意味です。
つまり、チームのすべての人が、
- 恐怖や不安を感じない
- 理不尽な査定や評価されない
- 思ったことを素直に言える
- バカな意見でも笑われない
- 自分らしく自由に行動できる
職場の雰囲気のことです。空気のことですね。
この心理的安全性がない職場では、余計な仕事やトラブルが発生して生産性は最悪になります。
心理的安全性がない職場で生まれる心理的弊害
心理的安全性がない職場では、2つの心理的弊害が生まれます。
その2つの心理的弊害が、
- 自己保身
- 情報を共有しない
の2つです。
1.自己保身
リーダーやメンバーの本心が分からないので、自分も本心を見せない。だから、自分を守るためにうわべで同調して建設的な意見を言わない!ようになります。
飲み会で「俺は上司に絶対に本音を言わない!」というセリフをよく耳にします。
心理的安全性がないと、各メンバーは殻に閉じこもります。
2.情報を共有しない
1.でも書きましたが、心理的安全性がないと、メンバーは、本音や建設的な意見を言いません。
また、上司やリーダーの言葉を
- 真っすぐ聞かない
- 自分事にとらえない
- 歪んで解釈する
- 心の中にとどめる
ようになります。
これが長く続くと、
- 評価されるかもしれない…
- いつか怒られるんじゃないか…
- 首になったら嫌だな…
- みんな嫌いになりそう…
- ストレスがたまる…
と妄想して「雑念」が生まれます。雑念って心を支配しますよね。それが気になって仕事に集中できなくなります。
結果、チーム内でのコミュニケーションが滞って情報の共有ができません。情報の共有ができないチームでは生産性が上がりません。
このように心理的安全性がない職場では2つの心理的弊害により生産性が落ちます。
心理的安全性は「ぬるま湯」と紙一重
心理的安全性が大事なんだというのは、分かってもらえたと思います。ですが、その意味を履き違うと大変です。
実は心理的安全性は、「ぬるま湯」になる可能性もあります。チームの1人1人に甘えがあれば、快適な空間は、ただの「仲良しごっこ」になる可能性があります。
仲良しごっこでは、生産性は上がりません。
心理的安全性をしっかり機能させるために、以下をチームのメンバーで意識しましょう!
- 大きな責任と使命感
- ワクワクするビジョン
- 絶対に叶えたい共通のゴール
- 現実的に設定した目標
などですね。これがメンバー全員にしっかり浸透していないといけません。
グーグルで心理的安全性の成果が出たのは、ビジネスの厳しさをを全員が認識していたからです。その認識があって、初めて心理的安全性は機能します。
心理的安全性とビジネスの厳しさを上手く伝える方法があります。それが「安心・安全・ポジティブ」ですね。
- 心理的安全性 = 安心・安全
- ビジネスの厳しさ(前向き) = ポジティブ
とシンプルに言い表してます。
このスローガンは、ゴロもよく、すっと心に響くのでクライアント様におすすめしています。
ぜひ、試してみてね。
ポジティブな場とは何か?知りたい方は↓
心理的安全性がないと生まれる4つの不安!
1.無知だと思われる
心理的安全性がないと、
- 何か聞かれて答えられないと恥ずかしい…
- 馬鹿にされたら嫌だな…
という気持ちになります。
そのため自分の意見をはっきり言えない状態になります。
優秀なマネージャは、
- 自分も知らないことはあると認める
- 笑われるような意見にこそ、いいアイデアがある。
- 間違うことにより覚える
- ハッキリ意見を言うことで理解が深まる
ということで共通の認識を持ち、場を作ります。
この場づくりが心理的安全性です。
2.無能と思われる
作業が遅かったり、いつまでも仕事が完成しないと無能と思われるから委縮します。
また、上司の監督・管理や評価・査定に過度に敏感になり、上司に対して意見を言えず、本音を見せないようになります。
心理的安全性がないと、無能だと思われるのが嫌で、のびのび仕事ができなくなります。
優秀なマネージャーは、これを察知してフォローします。
3.邪魔していると思われる
- 自分が無知で恥ずかしい…
- 無能がばれた…
と思ってしまうと自分のセルフイメージが下がります。
傲慢な人は別として、謙虚な人ほど自分は他のメンバーの邪魔をしているんじゃないかと不安になります。
結果、どんどん思考がネガティブになり、建設的に思考できなくなります。
4.ネガティブになる
ネガティブになるとその人のパフォーマンスは下がります。
この状態になると、メンバー間での意思疎通や活発な行動ができないので、生産性がガタ落ちになります。
あのGoogleが伸び続けているのは、この心理的安全性がしっかり浸透しているからです。あの会社は環境づくりがすごくうまい!
- 自分を理解してくれている安心な場所
- おこられない・とがめられない安全な場所
- 常に前向きなポジティブな空気
という場の空気をしっかり作り、チームに浸透させて心理的安全性を確保しましょう!
心理的安全性を高めるマネージャーの重要な役割とは?
心理的安全性を高めるには、優秀なマネージャーが不可欠です。
優秀なマネージャの役割についてのエビデンスは、1万人規模のGoogleの社内調査「プロジェクト・オキシジェン」にあります。
このプロジェクトで、チームのメンバーが優秀でも、マネージャの言動でパフォーマンスが大きく変わるのが証明されたのです。
そこで明らかになったのが、優秀なマネージャーの役割。心理的安全性を作るのもマネージャーの役割なんですね。
それは以下のとおりです。
- 良いコーチであること
- メンバーに過度な干渉・監督をしない
- 健康に過ごして最大のパフォーマンスを上げる
- 生産的で成果主義
- 活発に対話をして「良き聞き手」になる
などなど。その他の役割について詳しくはこれを見てね↓
心理的安全性を高める繁盛コーチングとは?
心理的安全性を高めるには、マネージャーの役割が大切。その中でも「1.良きコーチになる」が特に大切です。
心理的安全性を高めるためるならコーチングが必須です!
コーチングとは何か↓
コーチングはなぜ有効なのか?
コーチングの10の効果とは?
最後に心理的安全性のまとめ
いかがでしたか?
今日は心理的安全性の話をしました。
心理的安全性は、Googleが提唱してメルカリやGEなどの飛躍している企業が実践している考え方です。
詳しくは、ピョートル・フェリクス・グジバシ氏の「世界最高のチーム」で紹介されています。ぜひ、見て下さいね。
この本で、氏はチームの生産性を高めるのに大切なことをあげています。
それは、
- 心理的安全性
- チームに対する信頼性
- チームの構造が明瞭
- 仕事に意味を見出している
- 社会的に影響をもたらすこと
「世界最高のチーム」著:ピョートル・フェリクス・グジバシから引用
の5つでした。
中でも、心理的安全性が最も大事だと言っています。
また、心理的安全性は一歩間違うと「ぬるま湯」になります。生産性が上がらないどころか、逆に生産性を落とす結果になります。
そうならないために、
チームのメンバーで意識したいのは、
- 大きな責任と使命感
- ワクワクするビジョン
- 絶対に叶えたい共通のゴール
- 現実的に設定した目標
これらを意識的にメンバーに浸透させて共有することが大切です。
最後に、心理的安全性を高めるためにマネージャーの役割が重要です。
心理的安全性を高めるマネージャーの15の役割
心理的安全性を高める繁盛起業コーチングとは?
繁盛するためには、心理的安全性がある安心・安全・ポジティブな場が必要です。
その環境を作るために必要なのが、繁盛コーチングです。このブログには、繁盛コーチングに関する情報がたくさんあります!
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