【考察】ページ数が多いほどWebサイトの検索順位は上がるか?
ページ数が多いだけで検索順位が上がるのか?
こんにちは
起業革命家の小野です。
士業・コンサル・こだわり起業家のためのブログ集客と起業の支援をしています。
今日は、「ページ数が多いと検索順位は上がるのか?」についてお話します。
私は、10年以上SEO対策のトレンドを見てきましたが、最近本当にGoogleは賢いです。
やっと真っ当な努力が報われる時代が来たと思います。
5年以上前は、IP分散の被リンクやできレースのような相互リンクをしていれば、簡単に検索順位を上げることができました。
内部要素もキーワード含有率を操作すれば良かった時代ですね。とにかく どんなページでもいいので作って、単純にページ数を増やすだけで検索順位が上がっていました。
なのでスパムのようなSEO対策がはびこり、「ちゃんとしたコンテンツを作ろう!」という発想すらありませんでした。
ですが、パンダやペンギンなどのアルゴリズム激変以降は、読者の役に立つ質の高いコンテンツを作らないと上位表示されなくなり、ただ単にページ数を増やせば検索上位に表示される事がなくなりました。
それにより手間と情熱が必要になったわけですが。正直、安心しています。なぜなら、ちゃんと努力すれば結果がでて、続けることで安定も手に入ります。
なので、「何時順位が落ちるのか…」といつもびくびくしていた頃より、安心できるということです。
反面、質の高いコンテンツを作るのに手間が必要になったことで、いろんな質問を受けるようになりました。
- どのくらいの文章の長さが最適か?
- 何文字くらいの文章がいいのか?
- どのような内容で書けばいいのか?
- キーワード含有率ってまだ生きてるの?
など文章の中身を気にされる方がいる一方、
- ページ数が多いほうが上位表示されるの?
- 100ページから検索数が上がると聞いた!
- そもそも5ページじゃ評価されないでしょ…
などページ数に関する質問も多いです。
そこで今日は、「ページ数が多いほどWebサイトの検索順位は上がるか?」についてお話したいと思います。
ページ数を増やすだけでは上位表示はしない!
結論から言うと、ページ数が多いほうが、検索順位が上がる傾向にはあります。
そりゃあ、少ないより多いほうがいいです… ですが、あくまでも同じ内容、同じ品質のページならと言う条件付です。
昔のように、キーワード詰め込みでも上位表示ができた時代なら、どんな記事でも作ってアップしましょう!というSEO業者も多かったのですが、最近はGoogleが賢くなってきたことにより、その状況が激変しています。
私も過去に毎日更新を意識して、とにかくページ数を増やすために、
- できの悪いページ
- 作りかけのページ
- 文字数の少ないページ
- 内容の薄いページ
など、特に時間のない時にアップしていましたが、ページを書けば書くほど検索順位が下がり、アクセス数も減っていきました。
それではダメだと、できの悪いページをnoindexにしたり、削除したりすると、なんとアクセス数が上がりだしたのです。
これで明らかにGoogleはコンテンツの質をちゃんと評価しているということがわかりました。
つまり、単にページ数を増やせばいいという事ではないのです。
質の低いページを増やすほど逆効果
このような経験的な事実から言える事は、以下の2点です。
- 質の高いページが増えるほど検索順位が上がる。
- 質の低いページを増やすほど検索順位が下がる。(逆効果)
このコンテンツの質に関してはGoogleが一番重要視していることなので、反応は顕著でとても早いです。
なので、アクセスを減らしたくない方は、読者の役に立つしっかりとしたコンテンツを作ることを意識してください。
Googleは、全てのページで判断しています
上述したようにGoogleは、コンテンツの質にはこだわっていて、その評価には過敏に反応します。
ある日気を抜いて質の低いページを作ってしまいます。すると、その質の低いページが存在することで、サイト全体のページの評価も下がるんです。
それによりサイトのアクセス数も激減してしまうこともありえると言えます。
「えっ?そんなに厳しいのか…」と思われるかもしれません。
ですが、一旦、この評価を甘くすると、記事を作る側のモラルやモチベーションに悪い影響を与えてしまいかねません。
それが原因で検索結果全体のコンテンツの質が下がり、結果としてGoogle検索エンジンの評判を下げてしまうことにもなりかねません。
0点コンテンツは迷わずに削除やリライト!
上述してきたように、以下のような0点コンテンツが何ページあっても検索順位は上がりません。
- 読者に役立つコンテンツがない
- 丸写しのコピーコンテンツ
- 古くて間違った情報が載っている
- 文章量が少ない、内容が薄い記事
- 検索意図にあわない内容
- 効果的なキーワードがタイトル・説明文にない
- キーワードの無理な詰め込み(スパムSEO)
むしろサイト全体の評価を落としてしまう可能性があります。コンテンツの作成は、本気で行なってください!
いつまでも0点コンテンツを作り続けていると
「こんないい加減なページの作る運営者は、評価しない方が世のためだな…他の記事も信用できるのか怪しいな…」
という評価をされてしまいます。一度失った信頼の回復は容易ではありません。恐るべしGoogleですね。
もし、あなたのサイトに0点コンテンツがあったら、迷わずに
- リライト
- noindex
- 削除
を行なってください。
これは厳しいようですが、十分に考えられることです。
現実の世界でもよくミスをする人間やよく遅刻する部下を信用できるか?ということと同じなのです。
0点の記事をできるだけ作らず、一つ一つの記事のクオリティを上げて、長きに渡ってGoogleの信頼を得ていけるような記事の作成、サイトの運営をしていきましょう。
ページ数はあくまで「めやす」
(盗用コンテンツなどのサイトを除けば、)一般的には、ページが多いサイトの方が、その中に被リンクのついたページが混ざっていたり、とても役に立ちユーザーから人気があるコンテンツが含まれていたりするものです。
そのため、ページが多いサイトの方が「上がりやすい」のです。
勘違いしないようにしたいのは、「ページが多ければ上がる」のではないのです。
ページが多いと「価値のあるページが含まれていることが多い」ため、その結果として「上がりやすい」のです。
Googleは「役に立つもの」を評価する
したがって、ページを増やそうと思ってコンテンツを書くよりも、自分のサイトを「役に立つサイトにしよう」と考えて役に立つコンテンツを書き続けたら、いつのまにかページ数が増えていた、という場合の方が、Googleに高く評価される可能性はずっと高い、と言えます。
こう考えると、ページ数が十分多いかどうか、といった基準は、SEO対策の際の「めやす」でしかないとも言えます。
結論:順位に響くのは「総合点」
言ってみれば、Googleは下記の二つをミックスした評価で、WEBページの検索順位を決めているのです。
- そのWEBページの被リンク+コンテンツ
- そのサイトの他のページの被リンク+コンテンツの評価平均
このミックスの割合や、他のページの「平均」なのか、特別な係数を使っているのか、などは、検索アルゴリズムがアップデートされるたびに変化するとはいえ、おおむねこう考えて間違いないでしょう。
※なお、たった1ページだけのサイトでも、そのページの被リンクやコンテンツが大きく勝っていれば、数千ページのサイトに勝つことも、全く珍しくありません。
SEO対策を意識してページを増やそう
現在は絶えず検索アルゴリズムがアップデートされ、細かな評価割合の変化がつねに起こっているような状態で、検索順位も絶えずすこしずつ動いています。
しかし、アルゴリズムがどれだけ変化したとしても、結局いちばん有効なSEO対策は、自分のサイトを役に立つサイトにして、被リンクを稼ぎ、コンテンツ改善を続けること、と言えます。しっかりSEO対策していれば、特別な技術や知識は必要ありません。
対策の目安としてなら、WEBページを増やそうとするのは、とてもいいことです。
- 質の高いページであること。
- 利用者に有益なコンテンツであること
- 被リンクがついたおすすめのページであること
このような有益なページがなく、ただページ数を増やしても逆効果になり、サイト全体の評価を下げてしまうことにつながります。
このような無意味な記事を連発すると、どんどん他のページの検索数も落ちてきて、なぜかアクセス数が上がらずに悩んでしまう…
と言うことになってしまいます。
つまり、Webのページ数が多いだけでは、検索順位が上がらないと言う結論に達します。このことを十分意識して質の高いコンテンツを作るように心がけてくださいね。
最後にまとめ
今日はいかがでしたか?
ブログやサイトのページ数が多いほうが上位表示されやすいのか?
についてお話しました。
結論としては、
ページ数のみが多くても、ページの質が低い、サイトの検索順位は、全体的に低くなる!
ということです。
一ページ一ページの質を上げる努力と、永続的にGoogleに信頼してもらえるようなブログ運営をこころがけましょう。
「信用は一日にしてならず」です。
今日も最後まで見て頂き、ありがとうございます。
それでは他の記事も見て下さいね。
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