大手企業からの理不尽な「値下げ交渉」の断り方と黒字化の秘策
こんばんは
集客と黒字化が得意な行政書士「集客書士」の小野です。
中小企業の経営は売上アップも大切ですが、黒字化がもっと大切です。
黒字化のためには、大手企業からの理不尽な値下げ交渉に付き合ってはいられません。今日は、どうやってその悪魔のささやきから逃れ、経営を黒字体質にするかについてお話します。
それでははじめましょう!
悪しき慣行「出精値引き」とは?
建設業や運送業等の業界には「出精値引き」という悪しき慣行があります。
「いつも仕事を依頼してるんだからさあ…うちのために頑張って値引きしてよ…」という根拠のない値引きの馴れ合い、それが出精値引きです。
- 大量に余ったから在庫をさばくためにとか
- 客よせの商品としてとか
- お客様の声を頂くとか
明確な根拠がなく、ただの恩義・努力などの意味で値引きさせるものです。
根拠がないので理不尽極まりなく、ジャブのように中小企業の経営をじわじわと圧迫していきます。
建設業者が黒字にならないもっとも大きい原因が、この出精値引きではないでしょうか?
出精値引きについて詳しくは
をご覧下さい。
大手企業からの値下げ交渉の断り方
それでは値下げ交渉の断り方をお伝えします。
まず、はっきりとした断り方はありません。大手から値下げ交渉されるというのは、大手に原因があるというより、こちら側に原因があるからです。
値下げ交渉されるような隙のある経営体質が問題であると重います。
値下げ交渉の上手い断り方は、時間をかけて値下げ交渉されない経営体質を作ることだけです。他にはありません。
これからその黒字体質をどうやって作るかをお話します。
値下げ交渉されない黒字体質の作り方
値下げ交渉への対処法1.個人顧客からの元請の仕事をもらう
大手からの下請けのみに依存した経営体質が問題です。
そこから抜け出すもっとも効果的な方法が、個人顧客から元請の仕事をもらうことです。
元請になれば、利益率もあがります。また、顧客に断られても次から次へと仕事があるため、値下げ交渉に強くなります。
心にゆとりができるため、大手企業に足元を見られることもなくなるわけです。
値下げ交渉への対処法2.複数の取引先から満遍なく仕事をもらう
値下げ交渉への対処法3.技術力を上げて「かけがえのない企業」になる
最後にまとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は、大手企業からの理不尽な値引き交渉にどう対処するか?
についてお伝えしました。
結論から言うと、大手起業とだけの取引体質から脱却して、元請になる仕組みを作ることが一番強力な対処法だということです。
取引先の言いなりになるのは何故か?というと、その取引先との取引がなくなると経営が成り立たないという状況があるからです。
つまり、大手依存体質が黒字化の主たる原因になっているわけです。
ならば、取引先がどんどん増える仕組みを持てばいいわけです。
- 個人顧客からの元請の仕事をもらう
- 複数の取引先から満遍なく仕事をもらう
- 技術力を上げて「かけがえのない企業」になる
そういう具体的で前向きな努力が理不尽な値引交渉の対抗策になります。
経営黒字化のためにも頑張ってみて下さいね。
今日も最後まで見ていただき有難うございました。
それでは
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