検索意図を正しく把握するための具体的な調べ方!
検索意図を無視して闇雲に記事を書いていませんか?
あなたは検索意図という言葉を知らずに、闇雲に記事を書いていませんか?
実は検索意図を無視してブログの記事を書いても、Googleに十分な評価をしてもらえないのです。
「えっ!まじで?好きなことを書いてたよ!」とびっくりされた方もおられるかも知れませんが、その通りなのです。
今日はその根拠と検索意図について詳しくお伝えしますね。大事なことなので読み飛ばさないように!最後まで落ち着いてみてください。
特にアクセスが増えないならすごく役に立ちますよ。
検索意図とは?ユーザーは何を思ってキーワードを検索したか?
検索意図って何でしょうか?
検索意図とは、ざっくり言うと「ユーザーが何を思ってそのキーワードを検索したか?」という事です。つまり、そのキーワードを知らべた動機のことです。
ユーザーがあるキーワードを検索する場合、大抵「どうしても解決したい悩み」があることが多いです。つまり、今とても困っているわけです。
この時、ユーザーが思っている事は、「どうしたらこの悩みを解決できるのか?最適な方法はないか?」です。さらに掘り下げた検索意図がこれです。
なので、あなたが検索意図を考えるなら
- どんな悩みを持っているの?
- その悩みを検索キーワードでどう解決したいの?
- その解決法の中で最適な方法は?
ということを具体的に考えなければなりません。
これらを具体的に考えて、それに沿った記事を書くことで、読者は必ず満足します。読者の満足がGoogleの検索エンジンの存在意義である以上、必ず上位表示されることになります。
検索上位を狙うなら、上述した具体的なことをユーザーの気持ちになってじっくり考えて、検索意図を読みきることが大切です。
Googleのマットカッツが語る3種類の検索クエリとは?
GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏の検索クエリについて語ったことを海外SEOで有名な鈴木謙一氏がブログで体系的に紹介しています。
これはとても体系的に説明されているので知っておいて損はありません。
3つの検索クエリ(検索意図)について
検索意図は、検索ユーザーが”どんな状況”で”何を知りたい”と思っているのか?という事です
キーワードを検索した時の気持ち・感情・意志・思いなどのことです。
これを検索意図の型として3つに分類すると
- 取引型
- 案内型
- 情報収集型
に分かれると説明しています。
鈴木謙一さんのブログを一度直接見てください。
https://www.suzukikenichi.com/blog/3-types-of-classification-of-user-intent/
以下、このブログを参考にしながら説明しますね。
氏の説明は素人には少し専門的過ぎる部分があります。なので私が少し噛み砕いて専門ブログを書くときにどう解釈すればいいのか?という視点でお伝えします。
私の解釈はいらんよという方は、おおもとの「Matt Cutts氏のビデオ」や上記リンクより鈴木氏のブログを直接見てください。
これ以降は、かなり噛み砕いているので「人によっては分かりやすい!」という感じで見てくださいね。
3種類のクエリについてこの記事で説明します。
検索意図に応じたクエリの分類
検索意図に応じて3つの方があります。それが、
- 取引型
- 情報収集型
- 案内型
です。
1.「取引型」の検索クエリ
まず、「取引型」とは、
- 何かしたい!
- 何かの行動を起こしたい!
という検索意図です。
「買いたい!」や「ダウンロードしたい!」というものです。
取引型クエリの具体例
- 薄型テレビを購入したい → 「薄型テレビ 通販」
- ゲームをダウンロードしたい → 「モンスト ダウンロード」
- 資料請求したい → ユーキャン 資料請求
- 会員になりたい → 楽天市場 登録
- 動画を視たい → Youtube 動画
という感じです。
左側の「薄型テレビを購入したい…」という検索意図に対して、
右側の「薄柄テレビ 通販」というキーワードで検索します。
このような「何かしたい」「何かを手に入れたい」という検索意図に対しての検索クエリが取引型の検索クエリとなります。
これが一つ目の具体的な検索クエリの型です。
2.情報収集型の検索クエリ
「情報収集型」クエリは、情報を集めたい人が入力する検索クエリです。
具体的な悩みがあって、その悩みを解決する最適な情報を得たい!
という検索意図をユーザーは持っています。
記事の冒頭で説明した専門家ブログに一番多い典型的な型です。専門家としてブログ集客を成功させたいなら、この検索意図を読みきる訓練をしましょう。
情報収集型の具体例
- 着物をちゃんと着たい → 「着物 着付け」
- 神戸を名所を観光したい → 神戸市 観光スポット
- アボカドの美味しく食べたい → 「アボカド 料理法」
- 食べながら痩せたい → 「ダイエット食事法」
- windows10値段
- WordPressインストールできない
- 世界遺産 入場者数
ユーザーは何かを知りたいという目的があります。なのでGoogleでは“Know”クエリと呼ばれています。
3.案内型の検索クエリ
「案内型」クエリは、特定のサイトを見つけるための検索クエリです。既に探したい企業のホームページが決まっている時の検索クエリです。
案内型は、ある企業の「公式サイト」を探したいと明確な検索意図があります。
案内型クエリの具体例
- ウィキペディア
- 楽天市場
- マクドナルドメニュー
- Facebook ログイン
わかり易いですよね。
これが、検索クエリの3つのタイプです。これはあくまでも代表的な型です。これ以外にさらに複雑なクエリも多くありますが、この3つのうち特に「取引型」と「情報収集型」を覚えておきましょう。
進化した検索エンジンは検索意図を見抜いている!
近年、Googleの検索アルゴリズムは劇的に進化ました。
RankbrainというAIを活用したアルゴリズムやハミングバードというアルゴリズム等により、
- 検索された言葉の意味
- 言葉の奥にあるユーザーの意図
を的確に把握できるようになっています。
つまり、「検索意図を見抜いている!」のです。この傾向はこれからもっと顕著になります。
なぜなら、検索利用者が求めている情報を的確に表示するGoogleの至上の目的だからです。
もし、検索意図に合わない記事を量産するとどうなるか?検索結果に表示されず、アクセスがまったく上がらない…そんなブログになってしまいます。なので、検索意図を甘く見ないようにしましょう。
そのためには、日々、ユーザーのニーズを把握する努力を行いましょう。
「ダイエット」という言葉を、ただの文字列として認識するのではなく、日本の首都「東京」と理解するように言葉に意味を持たせた。
前述の「ニキビ 食べ物」という検索で考えてみましょう。
「ニキビに良い、効く食べ物」を知りたいのか、「ニキビに悪い、なりやすい食べ物」を知りたいのか。どちらだと思いますか?
(どちらでもないかもしれませんが…)
例えば、検索キーワード調査ツールを利用して月間検索数を調べる方法もあります。
「ダイエット 方法」で検索するニーズを把握し、コンテンツを改善することで大きく検索順位を回復、アクセスアップに繋がりました。改善の後の自然検索流入は10倍以上にもなったのです。
検索意図を満たしたコンテンツが良質なコンテンツであり、利用者に評価されます。利用者の評価やとる行動は、Googleの評価につながり、結果、上位表示されることになるのです。
検索意図を把握する具体的な5つの方法
検索意図を把握するためにおすすめする方法が5つあります。これから順番に解説していきます。ひとつずつ試してみてくださいね。
どんなキーワードがよく検索されているかを調べる!
Googleの検索窓に文字を打つと表示される候補キーワード 「サジェストキーワード(≒検索キーワード)」を分析することで、ユーザーニーズを探ることができます。サジェストキーワードの活用方法については、こちらのコンテンツでまとめていますので参照ください。
ユーザーの検索キーワードを「知りたいこと」「困りごと」ベースでまとめていくと、どんなコンテンツが、どれくらい必要か見えてくるのではないでしょうか。
1.検索して上位表示されたライバルを研究する!
Googleが様々なアルゴリズムを通して検索結果を最適化することで、検索ユーザーに知りたいことを的確に提供している可能性が高い。つまり、いま検索上で上位表示しているコンテンツは、ユーザーの知りたいことや問題と解決策が網羅されている可能性が高いと考えられます。
それらのコンテンツで共通で語られているテーマやトピック、使われているデータ、デザインなどの表現手法…ありとあらゆることが参考になるのではないでしょうか。
そこに自社でしか、もしくは自分でしか提案できない、書けない視点や解決策、手法などを盛り込んで、ユーザーの検索意図に応えられる オリジナルコンテンツ を目指しましょう。
クライアントにキーワードと検索意図をアンケートする
2.Q&Aサイトでニーズを把握する!
Yahoo知恵袋やQ&Aサイトで入力された質問は、検索意図を研究するのに大変参考になります。
悩みの解決がビジネスの基本なら、その基である悩みや質問は宝の山である。そういう意味で検索意図つまり、検索ニーズを吸い上げるためにとても良質な資料となります。
- どのような質問が多いのか?
- どんな悩み解決したいのか?
- どんな言葉で質問しているか?
- 何を誰に相談したいのか?
のようなことが参考になります。
質問の内容は、どのような悩みがあるのか?がわかり、それに対するアンサーと顧客の反応からどのような記事を求めているのかが分かります。
このような読者のニーズを研究して検索意図に見合った記事を作成することが良質なコンテンツを作る最短距離となります。
3.検索意図を無視した記事を作る意味はない!
仮に検索意図を無視した記事を作り、上位表示されたとします。それを見つけた読者は、その記事を読んでどう思うか?ということです。
検索意図に合わない記事を読むことは、以下の3つのデメリットが生じます。
- 検索利用者の期待を裏切りと時間が無駄になる。
ユーザー満足度が上がる
何度もサイトに訪れてくれるようになったり、そのコンテンツを制作している会社のことを知ろうと考える
口コミだけで表現されるわけではありません。ユーザーの行動から判断する
- Googleの経営資源(ロボットや経費)を無駄にする
滞在時間が伸びたり、読了率が上がったりすることで検索順位が上昇するような事例
ユーザーの行動からブログの評価が上がり、結果検索順位が上がる。
- 記事を作る会社にとって時間を無駄にして信頼を下げる。
何度も記事を見てくれない
ブランドが上がる
ユーザーの良い評価は何もことも可能です。良い行動がたくさん生まれれば、結果的に検索エンジンでの評価も上がると考えています(もあります。ただし、因果関係があるかははっきりしませんが…)。
簡単ではありますが、検索意図の把握方法をお伝えしてきました。何はともあれ、まずはユーザーの検索意図を把握し、コンテンツを作るところから。自分なりの成功パターンを見つけていただきたいです。
まとめ
最後はいろいろ補足も入ってしまいましたが、この記事で必ず押さえておいてほしいのはクエリには、その意図に応じて取引型と情報収集型、案内型の3つのタイプがあるということです。
なぜ大事かというと、大きく分けて次の3つの理由からです。
- キーワード選定
- コンテンツ作り
- 検索エンジンの理解
もし特定のキーワードでの上位表示を狙っているのならば、自分のサイトのテーマにマッチしたキーワードを選ばなければなりません。
取引型は一般的にコンバージョン率が高いことが多いです。
「◯◯ 購入」や「激安 ◯◯」、「◯◯ 申し込み」はアフィリエイターさんが狙う定番のキーワードですね。
情報収集型のキーワードはは全体として検索ボリュームが多そうです。
ロングテールSEOにも向いていますね。
ただ知ることが目的なのでECサイトでのコンバージョンには直接結びつきづらいいかもしれません。
もっともリード獲得には向いているでしょう。
案内型クエリにはサイトリンクが出ることが多いですね。
ユーザーの検索意図を理解したコンテンツ作りが重要です。
特に情報収集型です。
ユーザーの疑問や悩みを解決するコンテンツが必要です。
実質的な中味のない薄っぺらなコンテンツだとパンダに捕まります。
GoogleもBingも(かつてのYahoo!も)すべての検索エンジンは、検索キーワードに現れない隠されたユーザーの意図を理解することに一生懸命です。
潜在的な意図を察知していかに適切な検索結果を返すかに絶えず取り組み続けています
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