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BOPビジネスとは何か?ビジネスの特徴・メリット・起業手順と情報発信の方法

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BOPビジネスとは何か?その特徴・メリット・起業手順・情報発信の方法

この地球上には同じ人間として生まれながら、毎日美味しいご飯を食べて生活している人がいる反面、過酷な環境や経済状況の中で食べるものもままならない生活をしいられている人がいます。

お金がない…といいながら、毎日食べるものに困らない、病気になるとお医者さんに行ける、世界中の人から見ると恵まれた生活を送っているのかもしれません。

  • あなたが毎日飲んでいるコーヒーの豆
  • お気に入りの服や靴

って誰が作っているのか考えたことがありますか?

私たち日本人の生活は、今では世界中の人々のおかげで成り立っているのです。ただ、それが直接目に見える形で見えない、または見ようとしていないだけなのかも知れません。つまり意識していないだけなんですよね。

知ってましたか?

全人類64億人のうち、1日200円未満の収入で生活している人がどれくらいいるのか?

なんと26億人だそうです。約40%の人が毎日好きなものも食べられず、生きることに精一杯で、死と隣り合わせの生活を強いられているのだそうです。

そんな現実に目を向けて、大きな視点で人類の事を考える時間を持ってみることも、大切なことだと思います。

このような多くの貧困層を対象とした事業活動がBOPビジネスとして今大注目されています。

今日は、BOPビジネスとは何か?その特徴や具体例、事業の始め方や情報発信についてお伝えします。

ゆったりとした気持ちで最後まで読んでください。

それでは始めます。

BOPビジネスとは?

BOPビジネスとは、一般的に以下のように定義されています。

《BOPは、base of the economic pyramid の略》低所得層を対象とする国際的な事業活動。民間企業と開発援助機関が連携し、収益を確保しながら、貧困層の生活向上など社会的課題の解決に向けて貢献する。

デジタル大辞泉からの引用

BOPは、Bottom (またはBase )of the Pyramidの略で、所得ピラミッドの最下層にいる人々のことを指します。

つまり、年間の所得が3000ドル未満で暮らしている人のことで、世界人口の約7割約40億人がBOPだと言われています。

年間所得は少ないですが人口が多く、市場の規模は約5兆ドルと試算されており、とてつもなく大きな市場なのです。

途上国における貧困層をBOP(Base of the Economic Pyramid)層と呼びます。そのBOP層のニーズをビジネスチャンスと変換する事で、社会的課題解決を目指しお互いにWin-Winの関係を作る、それがBOPビジネスです。

BOPビジネスの必要性と可能性

BOP市場は、人類全体の問題だと私は思います。他人事だ、綺麗事だと割り切ってしまえばそれまでですし、そのように思う方を否定しません。

私は、BOPビジネスを起こす側も、受け取る側もお互いがWinWinbになればいいなと思います。

BOPビジネスには、先進国、発展途上国双方に必要性や可能性があるのではないでしょうか?

発展途上国で苦しい生活をしている方には、まず、生活環境の改善や生活物資を豊富にすることが急務でしょう。そしてその後インフラの整備や、教育体制の充実を行ない、少なくとも今よりはゆとりをもって生活できる環境の基礎を作ることができます。

また、現地の人の雇用や生活費の向上にも貢献できるでしょう。そして先進国には、自己実現や多くのビジネスチャンスがあります。

BOPビジネスは、それを提供する側にも現地人の方にも双方に価値が生まれます。

BOPビジネスの市場の規模

千葉大学の内山ゼミナールの資料より引用・編集

http://www.le.chiba-u.ac.jp/~uchiyama/semi/intersemi10/data/1001.ppt

事業分野:食品 市場規模:2兆8950億  企業例:ダノン、味の素

ビジネスの内容:栄養不足を解消するための栄養価の高い食品の開発や、食品を提供するための流通網の改善。

事業分野:エネルギー  市場規模:4330億  企業例:フィリップス、三洋電機
ビジネスの内容:公共の送電網が未整備な地域において、送電網が不要な水力発電・太陽光発電等の供給

事業分野:住宅 市場規模3320億 企業例:住友化学

ビジネスの内容: 住居場所のない住民への住宅ローンの提供、個人で住宅建設を行う人向けの技能トレーニング

事業分野:運輸  市場規模:1790億  企業例:ホンダ

ビジネスの内容:公共輸送機関が未整備な地域での民間バスの導入

事業分野:保健医療 市場規模:1580億円 企業例:P&G

ビジネスの内容:安価な医療品・医療技術の提供

事業分野:情報通信技術 市場規模:510億 企業例:グラミンフォン

ビジネスの内容:電話を購入する資金のない世帯に、公衆電話や1台の携帯電を数名で共有するサービスの提供

事業分野:水道 市場規模:200億 企業例:日本ポリグル、ヤマハ

水道網の整備や水の汚染物質を個人で取り除くシステムの開発、販売等による衛生的な飲み水の提供

事業分野:金融サービス 市場規模: 企業例:グラミン銀行

ビジネスの内容:銀行口座を持たない人を対象とした携帯電話を使った送金サービスの導入

 BOPビジネスの起業家に必要な資質

BOPビジネスは、貧困層をターゲットにした、いわば貧困ビジネスです。

この分野で事業をしたいと言う方は、儲けることより、救うこと・助けることを重視する傾向にあります。

なので、相当な起業家精神が必要だと言われています。

貧困層を取り巻く環境を理解しながら、自らもその環境に身をおき、社会そのものにイノベーションを起こしていく起業家です。

まず、生活インフラのないところに行き

  • 食べ物
  • 住むところ
  • 病気
  • 人材

などの根本的な課題の解決から行なうことになります。

なので、知識・ノウハウ・向上心・企業家としての根性などあらゆる能力を試され、また研鑽していくことが必要なのです。

なかでも、「やり遂げる力(マネジメント能力)」が大切なのではないでしょうか?

BOPビジネスの起業家に求められる能力は期待は相当程度高いものです。

なぜ、今後BOP層が注目されるのか?

現在、発展途上国に多いBOP層は、急速な経済発展に伴い所得が徐々に向上しています。それらの層の所得があがるとBOP層が新たな有望市場「ネクスト・ボリュームゾーン」として期待できます。

なので、世界中の国、起業、団体からの関心が高まっています。

将来的に経済の中心となることを期待されるBOP層

現在は、約40億人とされているBOP層ですが、将来的に中間所得層に格上げされると期待できます。

さらに2050年までに全世界人口の85%は発展途上国が占めるようになると言われています。それらの人々がBOP層になるとされるため、BOP市場には大きな経済的期待があるのです。

BOPビジネスの具体例

P&Gの「PUR」販売ビジネス

CSR活動の取り組みの一環としてChildren’s Safe Drink Program(子供のための安全な飲料水プログラム)を実施している。

「PUR(ピュア)」の販売(in the world)
•水を浄化する粉末。(粉末1袋→10リットルの飲料水)
•価格:10セント(約8円)
•2009年度時点で、累計16億リットル、推定9000 名以上の命を救うのに相当する量を届けた計算。

ココナッツの殻がお金になる

フィリピンのココテックが、現地の起業家と作った会社。ココナッツの殻は普通は捨てますが、その食物繊維から有用ないろいろな商品が作れます。それを商品化して販売するビジネスを実施しています。そのままではゴミであるものから価値を生み出すことで斬新なビジネスプランを生み出しました。

お金の代わりに家を渡す

メキシコのコンストラメックスという会社は、移民に対しての住宅サービスを思いつきました。まず、もともと住居を持つための資金を稼ぐためにアメリカに移住していた在米移民が多かったことに着目します。そこで考えたのが、稼いだお金を現金ではなく住宅として渡すビジネスです。日本ではなかなか思いつかないアイデアですね。

BOPビジネスの登場人物とそれぞれのメリット

BOPビジネスを実施する企業とメリット

実施主体

株式会社、合同会社、社団法人、NGO、NPO、社会起業家などさまざまなビジネス主体が想定できる。

実施主体のメリット
  • 新たな市場の開拓(将来への布石)
  • 基準・スタンダードの獲得
  • 対象地域の資源を利用した商品・サービスの開発
  • 海外進出の機会の創出
  • 自社のイノベーションの契機(商品、サービス、販路、パートナーシップ等)
  • 各事業主体間の相互連携
  • 海外人脈の獲得
  • 自社のブランド化の実現

BOPを施す側の政府のメリット

  • 官民連携による経済協力の実施
  • 経済の活性化
  • 経済協力の認識度、存在感の向上
  • 企業の海外進出支援

発展途上国のBOP層のメリット

  • 生活に必要な商品・サービスの入手、機会拡大
  • BOPペナルティが解消できる。
  • 雇用されて収入が増える

発展途上国側のメリット

  • 経済発展(国内投資・輸出の拡大)
  • 雇用が増えて国民の生活が安定
  • 貧困率が下がる、生活水準が向上する。

BOPビジネスの起業方法

BOPビジネスを起業したいと考える方が増えています。

BOP起業は、

  • 貧困層を相手にビジネスを展開する。
  • 発展途上国側の資源や人材を利用して事業を行なう。
  • 国際間の問題を解消する。

などBOP独特の特殊性はありますが、起業方法、企業準備は、他のビジネスと変わりません。

以下の記事を参考に起業準備をすすめて、万全の状態で起業に挑んでください。あなたの起業の参考になれば幸いです。

BOPのブログを使った情報発信の方法

BOPビジネスは、いかに有志の方の協力を得ることができるかが、成功の鍵になると考えられます。

つまり、どれだけBOPビジネスに興味のある方にアクセス・リーチできるかと言うことです。

そのためには、インターネットは不可欠なツールであり、中でもブログで情報発信することが有効かつ効率的だと重います。

BOPビジネスに関する

  • 企業理念
  • 事業内容
  • 事業への想い
  • 収支の報告
  • 人材の募集
  • 必要な資源やお金

など、様々な情報発信を直接支援者に届けることができます。

なのでブログを使わない手はないと思います。

BOPビジネスのブログ集客や起業のことなら、ぜひ、当社にお問い合せ下さい。

最後にまとめ

いかがでしたか?

今日は、貧困問題を解決する足がかりになる可能性のあるBOPビジネスについてお話しました。

今日の話が、志の高い起業活動家の起業の参考になれば幸いです。

少しでもわが国と途上国の方のWinwinな関係が作れることを願っています。

今日も最後まで読んでいただき有難うございました。

関連する記事も読んでもらえるとうれしいです。

それでは

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1973年生まれ 兵庫県神戸市出身、神戸市在住。起業革命家、SEO対策コンサルタント、サクセスファン行政書士事務所 所長。士業・コンサル・技術やスキルを持ったこだわり起業家の「起業プランニング」、「USP&ヒットコンセプトのプロデュース」、「集客の仕組み化」を日々研究している。行政書士としてこれまで経験を積み重ねてきた事業計画・数値計画・創業融資等も含めたしっかりした分かり易いサポートが売り。平成17年の開業後、1000社以上の会社設立、起業プラン・事業計画の策定、創業融資のサポートに関わる。元某SEO協会の公認アソーシエイトコンサルタントとして中堅ドラックストアのSEO対策、Web集客コンサルを初め100社以上の売上アップに関わり総額10億以上の売上UPに貢献した実績を持つ。

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